【お気持ち表明】人々に夢を与えるコンテンツが人々の夢を奪うようなことは決してしてはいけないということ
しばろうです。PJCS本戦に関するお気持ち表明になります。
ポケモンの世界大会には夢と希望が詰まっています。
たった一度でも出場できるだけで、その後の人生の価値観が大きく変わります。実績(プライド・話題)も一生ものの経験(国際交流)も一生ものの友人関係(人脈)も手に入れることができるのです。
つまり、たった一回の成功体験がすべてを変えるのです。今後勝ち続けられる必要もないし、一発屋だっていいんです。
そんなチャンスが今年は日本中の人々に与えられていたはずなのに、こんな結果になってしまったことをとても悲しく思います。人々に夢や希望を与えるエンタメ企業がそのようであっては私は絶対にいけないと思います。
今年は日本国内初となる横浜で世界大会が開催されるということもあって、日本中のVGCプレイヤーが世界大会出場を目指して、血のにじむような努力してきました。
中には、この一年間、数か月を費やして取り組んでいる方もおおくいらっしゃいました。家族との時間を削り、学業にも仕事にも追われ、その中でも全力を尽くすそんなプレイヤーが数えきれないくらいいました。
ポケモンに人生をかけて夢を追い求めて取り組んでいる人もいるのです。
今大会は、そんな方たちの努力・夢を不意にするようなものでした。
運営側は、プレイヤーがどういう表情でどういう思いをもって、どれだけ人生をかけて取り組んできたのか想像しながら大会を運営したのでしょうか?多少のトラブルならまだしも、今大会のような最低限の責任も果たせない様にはがっかりしました。
ポケモンというブランドを背負って、全国大会、世界大会という大きなタイトルを運営する以上、誰かの人生がかかっているという意識と責任をもっていただきたいです。
TLではマスターカテゴリーの方を労う声が多く見られました。
ですが、ジュニアとシニアプレイヤーの存在も忘れてはいけません。彼らもまた、子供時代の一年間という非常に貴重な時間を費やしてプレイしているのです。彼らにとって世界大会の経験は、これからの人生の核にもなり得る一生ものの思い出となるはずです。
運営側はマスターカテゴリーの方やジュニア・シニアの方の保護者の方の意見をまずは最優先で聞いていくべきだと思いますが、大人の都合に巻き込まれて、貴重な時間を不意にし、夢を絶たれた子供たちに対して責任が取れるのでしょうか。
今大会に関して運営側に求められるのは、謝罪よりもきちんとした説明と救済であると思います。そもそもなぜこのような事態が起こってしまったのか原因を追究し、私たちの納得の行くように説明するべきだと思うのです。
そのためにも、運営側は私たちプレイヤーに対しての理解度や全国大会や世界大会の存在意義などについても示しておく必要があるのではないかと私は思います。
今大会における運営側の対応の悪さという話以前に、運営側のユーザとのコミュニケーションを重要視しようしない姿勢には疑問を抱いていました。ユーザとの適切なコミュニケーションが取れないというのは、サービスを提供する側として如何なものかとも思いますし、信頼性やブランドイメージを悪くするのではないかと思います。もっとも、今大会においては類を見ないほどのものでした。運営側としては、多くの問い合わせ、不具合などのトラブルで現場はパニックでそれどころではなかったのかもしれません。
ですが、横浜の世界大会をかけた一世一代の戦いのさなかトラブルに見舞われた選手に対して、当日中に何の連絡も行わなかったというのは見逃していいものではないと思います。
顧客との信頼関係維持のためにも、たとえVGCのような影響力の小さいコミュニティであったとしてもコミュニケーションの重要性を蔑ろにしないでいただきたいです。
また、ポケモンというコンテンツ全体から見た収益性やブランド価値からしたら公式大会の重要性は高くないのかもしれません。利益拡大を追求するため、優秀な人材は企画や経営などの別のポストに流れてしまうのではないでしょうか。その結果、ユーザー側に寄り添った大会運営を行える人材が減り、大会運営にかけるコストも減らして質が低下するといったことが起こってしまったのではと個人的には考えています。品質を安定的に保つのであれば、広くとも浅くともお金を徴収するビジネスモデルにしてもよいのではないかと思います。
一方で、今回のオンライン予選で450人が本戦に出場できるという仕組みは、新しい層・より幅広い層への機会創出などを意識したものであると感じられました。ベテラントレーナーの方々によっていつもと同じ上位層になってしまうことを懸念したというのもあるのかもしれません。実力に限らず、総合的な運が良ければ世界大会に出場できるチャンスがあるという点、世界大会が横浜で開催されるという点で、いつもは予選に挑戦しない様々な方の参加率の上昇が見込めたはずです。この予選を通して、選び抜かれる64人の代表は、古参からのベテランプレイヤーと若手(新規)プレイヤーの人がバランスよく勝ち進むのではないかと思っていました。
結果としては、もはや世界大会をかけた戦いとは程遠い不具合の多発した大会、勝ち進むべき人の不当なランキング除外、2ROMによる規約違反などとても公平性にかけるものとなってしまっていました。
自分が一番ショックを受けたのはこの部分でした。
最後に当事者でない私たち一般プレイヤーができることを考えてみたいと思います。
それはとにかく、運営に状況改善の問い合わせを送ろうということです。
↑こちらから問い合わせが可能です。
TLでは、当事者以外は静観すべきとする意見も散見されます。
しかし、私たちにはVGCを観客として「見て、支える」という明確な役割があります。
競技というものは、スポーツと同様に、観客ありきのものであると考えています。
当事者にとどまらず観戦者としての我々も声をあげるべきです。
観戦者としても、ペンギンさんを筆頭とするベテランプレーヤーによるプロ同士の戦いが見れないというのは非常に残念なことなのです。Umbraを始め、知名度の高い方が出場することによってより盛り上がると思うのです。「おっ、○○選手だ」のように推しプレイヤーがいてくれることは、観客の離脱率を下げてくれるとも思います。
それに加えて、新規の精鋭プレイヤーが新しい風を吹かせてくれることにも期待しているのです。
いずれにしても、観客である我々にも物申す権利は十二分にあるのです。
この2日間のツイッターの流れを見ていて、私は悲しいという気持ちでした。しかし、予選落ちした身として死人に口無しという気持ちも持ち合わせていました。ですが、キヌガワさんの動画、アルカナさん、シャンディさんのツイートを見て悲しい気持ちが怒りに変わりました。皆さんの心にあるポケモンというコンテンツが大好きという気持ちはブレないとは思いますが、こういった公式大会などを主催する運営サイドに対する信頼感は今回の一件で落ちてしまったと思います。自分としてもとても残念です。
本戦に出場された方々、本当にお疲れ様でした。心より敬意を表すとともに、救済がかかることを願っています。
ポケモン公式と運営側の状況が改善されますように。
以上の文は要約した後、問い合わせに送ります。
ポケんちでレート詐称の疑いで誹謗中傷を受けた自分が、全国3位になるまで
ポケんちに出演し、レート詐称などでスレを建てられ誹謗中傷された日々から2年以上経ちました。
お久しぶりです。しばろうです。こんな記事正直書きたくなかったです。
でもこの際しっかり言っておかないと、自分の中に一生蟠りが残ってしまう、これを少しでも多くの人に伝えることで気持ちを楽にしたい。そう言った思いで書きました。自分がポケモンをどれだけ愛しているか、今日はそういった意味ではあまりないかも知れませんが、最後まで読んで頂きたいです、お願いします。
ポケんちを視聴した事のある人は自分の事を知っている人もいるかと思います。YouTubeのあなたへのおすすめにて自分が出演した動画が違法アップロードされホーム画面に流れてきて視聴数が22万回になっている事を昨日知りました。心臓が絞められ、息が出来なくなるような気分でした。
これだけの時間を経ても心の傷は癒えません。
きっかけは2017年の7月に放送された、ポケモンの家あつまる にて視聴者参加バトルに出演させて頂いた時の事です。
その際自分はまだ始めたばかりのレート対戦についてコメントしました。番組の打ち合わせでは、念入りに確認があり、その中で何かポケモンの対戦で話せる事はありますか?
と聞かれました。特になかったので、最近始めたレートで1700取れたんです。と話したところそれを言って欲しいとの事でした。
順位も確かその時は400位周辺にいたのを伝えました。
収録も無事終え、3ヶ月後の放送を、楽しみにしていました……
放送日、自分の年齢や名字が間違っている事に気付きましたが、別に気にしませんでした。今思うと、確認が甘いのでは?と思ってしまいますが、そんな事は些細な事です。
問題はその日の夜のことでした。
YouTubeを開くと自分の顔が、、、それに加え、数多くのコメントがついていて、見るに堪えないものでした。
スレッドも展開され、ぽけりんなどというTwitter界隈でも、検索でもよく見かけるものにまでそれは広がっていました。
怖かったです。泣きたくなりました。
自分が興味本位で投稿していた、YouTubeにも、テレビ出演をきっかけに炎上。そのことについてまでスレが建てられる次第となりました。
数多くあるコメントに弁明は出来ないものかと焦りながらつくづく思いましたが、スマホも持っていない自分、ネットについて殆ど知らない自分にとってそういった行動は余計でした。
数ある誹謗中傷にも取れるコメント…
その中にこんな一言を目にしました。「強さを証明したいんだったら何か結果を残せば良い」と。
それだ、と自分は思い何かみんなに知ってもらえるような事を出来ないかと考えました。
その翌月、ポケモンの世界大会 ポケモンワールドチャンピオンシップス2017 を見ました。感動しました。自分は昔からダブルバトルしかやらなかったので、自分はこれに懸けて見ることにしようと思いました。
それをきっかけに自分はVGCに取り組み始め、全国大会、世界大会を目指しました。
ポケんちで発言した時はレートに初めて触れて2週間、収録はその1週間後の事でした。レートは1700。wcsルールの瞬間レートでは400位に入っていました。
ですが、その頃の自分にはシーズンがある事など、その時がシーズン始めであった事などは知る由もありませんでした。
あの発言一つであんなに大事になるとは夢にも思っていなかったし、顔も合わせた事のない人に自分の顔写真を含めた晒し行為、誹謗中傷には今までに感じた事の無いような恐怖を味わいました。
その日の内に動画の視聴数も跳ね上がるように伸びていたらしく、スレッドの勢いも収まりませんでした。ただひたすらに「恐怖」の連鎖です。家族に相談して、事の大きさが発覚しテレビ東京のプロデューサーが自宅にまで来て、対処法を教えてくださいました。その際も「また強くなって戻ってきてください。」と言われました。あれだけ楽しみにしていた、収録と放送、地上波への出演というものが、一瞬で地獄に変わりました。
これをきっかけに自分は全国大会を目指しました。2018年にはオンライン予選を突破し、その年の全国大会ではtop 8に残り5位という結果に終わりました。その年の世界大会はday2権利を持っていましたが辞退しています。
全国大会では2017年、全国、世界チャンピオンのバルドル さんという方にサインを頂くことができました。嬉しかったです。この事を少しでも知ってもらいたいが故にTwitterを開設しました。全国大会では自分の事を知っている強者の方と対戦出来たり、連絡手段のなかった自分にメールアドレスを教えてくれた、今ではかけがえのない方達と出逢いました。
ですが、この結果を得ても、それを広めるための発信力はどこにもありませんでした。
その悔しさをバネに2019年は、これまで以上に熱心に取り組み、予選も突破。全国大会では全国3位、日本代表として、世界に飛び立つ権利を手に入れました。
久々に出逢った仲間や、Twitterを通して知り合っていた人達と初めて会ったり、去年とは全く別物の全国大会を味わう事が出来ました。
世界大会では結果は奮わず世界29位という結果に終わりましたが、後悔は全くありません。
世界大会を通じて、これまで以上に仲良くなった友達2人がそれぞれ世界チャンピオン、世界3位になってくれた事は、泣きそうになるくらい嬉しい事でした。
一年越して今度こそと思い、結果を発信しました、去年より多くの反響が構築記事も相まって貰えました。とても感謝しています。
ですが、こういった結果を得れたとしても、当時自分の事を誹謗中傷していた人達には全く知られる事もありませんでした。逆に知られる訳がないとは自分で理解していたのですが、大きな所で取り上げられない限りそれは不可能だと感じました。それは、公式大会で実績を残せても喜び切れない理由の一つでした。
憧れのポケんちに訪れて、一生に一度しかないような経験を、見ず知らずの人から踏みにじられるようにされた事はとても悲しいです。一生の思い出のはずだったのに、今では思い出したくもないような記憶になってしまいました。
もし、当時そのスレッドやYouTubeのコメントに何か誹謗中傷するようなコメントを書いてしまった、という自覚がある人が見ているのならば、こう問いたいです。「あなたがもし、同じ事をされたらどう思いますか?」と。
このフレーズは何に置いても定番のはずです。実際に自分がこの立場に置かれるとは思いもしなかったし、周りは全員敵にしか見えませんでした。しかもその記録はネットには一生残ってしまうのです。
自分がここまで来れたのも、家族の力やTwitterを通して知り合った人、全国大会、世界大会、オフ会などから物凄い量の経験を得る事が出来たからです。
ポケモンを通して、かけがえのない友人達をも手に入れる事が出来ました。
ネットには怖い人しかいない、そう考えていた当時からの考えが大きく変わりました。
そう言った人達は、ごく一部なんだという事も知りました。
スレッドなどにはそういった人達が多く集まるから、その界隈のそう言った部分が強調されてしまっているんだとも思います。
そういったごく一部の人達にもこの言葉が伝わってくれれば、と思い2年間悩み続けたものを今ここで伝える事にしました。
その為には拡散が必要です、お願いです。力を貸して下さい、こんな事でしか自分の「今」について発信することが出来ません。
過去にもそういったポケモンの情報番組に視聴者として参加し、その動画が違法アップロードされ、多くの残酷なコメントを目にしてきました。
そういった人達はどう思ってその時を過ごしたのでしょうか、恐怖を感じたりしたのでしょうか、知らずに来れたという人もいるかも知れませんが、それを見てしまった人が理不尽に誹謗中傷されるのには、疑問と恐怖を抱かざるを得ないでしょう。
本当に悩みました
でも言えないと、これからもずっとこの事を思い出すたびに苦しい思いをしなければいけない、それに向き合わなければならない、悩みから解放される事、軽減されることはできないと感じました。
自分にも非はあります。
ですが、匿名でそういった行為を行った人にも非はあると思います。ある発言から見ると、法に触れるかも知れない、もしそうなれば自分の行動次第で情報開示を請求され、その人自身も巻き添える事も可能になってしまうようなものもありました。
インターネットは本当に危険です。正しい使い方をする事をおすすめします。例えるとそれこそ、匿名での発言だと思います。
そして、今の自分を伝える為にTwitterを開始した時から、ハンドルネームである『しばろう』を使い続けています。
長くなってしまいましたが、自分がポケモン、ダブルバトル、VGCを真剣に取り組んだ理由には以上の事がありました。
インターネットでの被害というものは本人からすると恐怖そのものです。
この記事を通して、こんなの大した事ではないと思う人がいるかもしれません、そんなの見なければいいと思うかもしれません。
自分もそうして来ました、ですが、現実はそう簡単な事ではありませんでした。
知らずのうちに自分に関連したコメントや動画がポッと出で流れてくることがあります、目に入れたくなくても入ってしまいます。その瞬間も一瞬心臓が絞まるような感覚になります。この記事を書いている今日だって、数ヶ月ぶりに自分の動画が出てきて苦しんだのですから。
大した事ない、大袈裟という人もいるかもしれません。
それは自分がネットの被害を受けてないから言えるのかもしれません。
「もしそれが自分だったら」考えてみても無理だと思います。
それは実際に体験しないと味わうことができないと思います。
自分が実際にそうだったからです。
この事を記事にする事で、またこの件が振り返られてしまうのは承知の上です。
あの時は1人でした、支えてくれる人は誰もいませんでした。
でも、今は違います。
自信を持って言わせて下さい、「あの頃から強くなって帰ってきました」と。
これで少しは楽になるのでしょうか、今まで悩み続けた事に終止符をとは言えずとも、一区切りつけることは出来るのでしょうか。
よくFF様からのDMでポケんちのことについて話を伺いたいと仰る方がいらっしゃいます。その方達は親切でした。自分の言葉をしっかり聞いて下さいました。
誤解が解ければ、ただそれだけを願っていました。
またこの2年を通じてある人たちには 「炎上してどうだった?」と言うようなフレーズに対して「全くどうってこともないよ、そんなものだよ、ネットなんだから」と返していました。嘘です。とてつもなく、ビビってましたし、怖かったです。
ポケモンを通してこんな波乱万丈な3年間を過ごすことになろうとは思いも見ませんでした。ポケモンを好きでいてよかったことが9割だとします。ポケモンが好きで苦しい目にあったことを1割だとします。どれだけ幸せでも、少しの中傷の方が心に残ることがあります。そんな1割のプレッシャーに押しつぶされないようにこれからもポケモンを大好きでありたいです。
最後に
大変見苦しい記事であったと思います。申し訳ございません。
でもどうしても伝えて終わりにしたかったので書き記しました。
ポケモンに出逢えて本当に良かったです。これからもよろしくお願いします。
ポケモンの対戦からは暫く退くつもりですが、絶対更に強くなって帰ってきす。いつか必ず世界大会で優勝します。
これは自分の最高の思い出です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ポケモンジャパンチャンピオンシップス2019 シニアカテゴリー 【第三位】
【JCS2019使用構築】【第3位】 Aqoursオーガレック
予選 4-2
本戦 Top32 2-1 Top16 2-1
Top8 2-0 準決勝 0-2
JCSネット予選102位
JCS予選14位 JCS本戦3位
・挨拶
皆さんこんにちは、しばろうと申します!今年のポケモンジャパンチャンピオンシップス2019では本戦出場からbest4に入ることが出来TAを獲得することが出来ました!半年前から煮詰め続けてきたパーティーでこの結果を残せたことを非常にうれしく思います!運が絡むような試合内容は自分の中で全く無く実力で勝負できたと思います!
改めまして第三回目の構築記事となります。当日の対戦記録などにつきましてはまた後日別の記事にて寄稿させていただきます。
・[構築経緯]
WCS2019のルールは伝説ポケモン(幻のポケモンを除く)をパーティーに2体まで採用することの出来るGSルールとなっています。このルールは2016年に適用されたルールであり、その年の世界チャンピオンであるwolfe glick選手はカイオーガ+レックウザという並びを使用していました。今年はz技が解禁となり、新たにガオガエンやカプ系統、ネクロズマなど強力なポケモンが多数登場しました。またメガシンカした際の素早さについても修正が施されたため、立ち回りに多くの差が生まれました。
私はGSルールを経験したことのない初心者であります。ですが、以前のGSダブルを経験された方は現環境との違いが多く、環境慣れに時間が掛かると考えました。そうなってくる以上、初めてGSルールに触れる身である自分にもさほど不利な状況にはないのではないかと考えました。
まず私はJCS予選及び本戦にて、どのようなタイプの構築が流行するかを考えました。
そこでまず使用者の多いであろう三種類のタイプについてまとめた結果、
+オーガレック
+ゼルネレック
+グラゼルネ
の三種類であると考えました。
・オーガレックについて
オーガレックはレックウザの特性によってカイオーガの水技を原始グラードンに天候を取られていたとしても通し易すく、一般ポケモンも十分活躍できる、構築の組みやすさに定評があります。あらゆるパーティーと太刀打ち出来るのがオーガレックであると考えます。
・グラゼルネについて
グラゼルネについては縦横の相性が非常によく初心者でも扱いやすいところです。そしてカプレヒレ、ガオガエン、ボーマンダによって対オーガレックも以前よりかは不利を取らないようになったという環境の変化があったと言えます。
・ゼルネレックについて
ゼルネレックについてはガオガエンの登場により猫騙しや威嚇のサポートでゼルネレックの個々のパワーを最大限に引き出せるようになり、今では上位勢が多く使用する構築となっています。
私はこの三点を踏まえ次のような環境になると考えました。
右上には上記で説明をしていない内容ですが、この図こそ私が重要であると考えるポイントでもあります。
まずはグラネクロ+構築です。この構築は上位層を占めると思われる並びである
ゼルネレック+に比較的相性が有利だということです。
シニアという環境になると強者の方のパーティーを真似するだけでもプレイングさえ持ち合わせていれば上位入賞できると考えています。そのため上位層を占めるゼルネレックを握る人は多いと思います。ですが、構築理論上キツイパーティーと当たるとなるとプレイングでは賄え切れない部分も出てきます。そうするためにシニアプレイヤーがグラネクロを持ってくることも考えられます。
なので私はゼルネレックと互角に渡り合い、グラネクロにメタを張るという方針で構築を考えました。またミラーにもかなり厚く出来る要素=初見殺しもしやすい+嵌めやすい構築も同時に目指しました。
そしてもう一つが
ルナゼルネ+構築です。
昨年8月頃はかなりの数存在していて、トップメタにもなると言われていたほどの構築です。ですが、最近ではちらほら数を見かける程度になってしまいました。私の考える理由としましてはやはりガオガエンがキツイということでしょうか。しかしながらオーガレック、ゼルネレックともにガオガエンの処理ルートを作り突破することが出来れば、非常に立ち回りが楽になると考えます。ですのでルナゼルネもダークホース的な存在で持ってくる人がいるのではないかとも考えました。
以上の点を踏まえ、まず私は+ゼルネレックをメタる+グラネクロ構築、数は一定数いるであろう+グラゼルネに比較的相性有利に立つために+オーガレックを使おうと考えました。その中でクロバットはサポート、火力、耐性からみて破格の性能を誇っていたためこの3体を中心に考えていくことになりました。オーガレックを使用して課題になるのはオーガレックミラー、対ゼルネレック、対ルナゼルネです。
・オーガレックミラーについて
オーガレックには3種類のタイプが多く存在するだろうと考えました。+ライチュウやトゲデマルのように特性避雷針で電気技からカイオーガを守り、猫騙しやほっぺすりすりでサポートをするタイプ、クロバットの追い風サポートなどによりパーティーの素早さを引き上げ上から制圧していくタイプ、そしてエスパーz+ドータクンのようにトリックルームzから催眠術とカイオーガを通していく構築です。
上記の構築の対策として私は+、突撃チョッキ+レックウザに地震を採用、そうすることでトゲデマルやライチュウをwダメージでも一撃で倒すことが可能です。さらに全体技なので相手にダメージを蓄積させられるだけでも非常に有効です。大地の力にしなかった理由につきましては流星群(下記で説明)を採用することも考えると性格の変更が考えられる点や、突撃チョッキ持ちのライチュウに耐えられてしまう点、地震を連打し鉢巻を匂わせることで交換で透かしにきたレックウザやボーマンダを流星群で葬り去ることが出来るからです。日食ネクロズマに地震を見せておくことで2試合目にすぐバーストされたとき流星群をヒットさせる戦術もあります。
たとえ襷で耐えられたとしても神速もありますし、怒りの前歯はHP1の場合は計算上倒すことが出来ます。
対ドータクンに対して特性型破りで浮遊を無効化出来かつレックウザやクロバットを巻き込みやすい地震を打つことの出来る地面z+ドリュウズ、そして対クロバットで追い風を奪い相手のレックウザ、カイオーガにかなりのダメージを見込めるガオガエンz+横取りガオガエンを採用しました。
そしてカイオーガを電気zで縛り、マジカルシャインでレックウザに対してダメージの見込めるカプコケコを採用しました。クロバットで採用できなかった挑発を最後の一つの枠にすることで、相手のサポートを妨害できるポケモンが3体いるので、安定感が生まれます。
・対ゼルネレックについて
ゼルネレックの取り巻きにはよく、カプレヒレやガオガエンが採用され、トリックルーム対策として、ツンデツンデやモロバレルが取り入れられることが多いです。これらのポケモンは地震をもったレックウザが非常に刺さりクロバットを隣に並べることで地震+怒りの前歯と画竜点睛+怒りの前歯でダメージレースはほとんど制することが出来ます。また相手の素早さ操作は凍える風やトリックルームがメインなので味方側に追い風が吹いていれば凍える風を入れられたとしても上から殴ることも可能ですし、トリックルームはクロバット、コケコの挑発やふきとばしで対応可能です。
さらにレックウザに流星群を採用することで、相手のレックウザは襷、チョッキ、D振りでない限り一撃で倒すことが可能です。最近のゼルネレックは大地の力を採用した型が多く増えていたため、威嚇さえ入れればたとえ同速勝負に負けたとしてもこちら側のレックウザが一撃でやられることはありません。さらに画竜点睛+怒りの前歯の集中はガオガエン、ゼルネアス、カプレヒレ、レックウザを全て倒すことが出来ます。先発の2体で相手に大きな負担を掛けられるのが、チョッキレックウザ+クロバットの大きな利点です。
黒い霧で相手のゼルネアスのジオコントロールを抑制しながら、威嚇で攻撃の下がった味方の攻撃を元に戻す。画竜点睛後に耐久が下がってしまったのを元に戻す。流星群で下がった特攻を戻せると言ったシナジーもあります。コケコガエンドリュの3体全てがゼルネレックに役割を持てるのも良い点です。
・対ルナゼルネについて
ルナゼルネは対オーガレック構築に対して非常に有利であると考えています。ですがパーティーの弱点として、ガオガエンやクロバットが重いことが考えられます。
対クロバットの追い風に対応するためにルナアーラが追い風を持っていることも多いです。またガオガエン対策にルカリオや負けん気のポケモンを採用するパーティーも見られます。そこで先程説明した横取り+ガオガエンzにすることでルナアーラを一撃で倒す火力を得てなおかつ相手の追い風を奪い自分のものにすると言ったプレイが出来ます。追い風を奪えば試合はこちらのもので上から画竜点睛やフレアドライブ、潮吹きで制圧する事が可能です。死に出しで出てきたゼルネアスのジオコンにもクロバットを合わせることで完璧にイージーウィンをすることが可能です。
・対グラゼルネ&グラネクロについて
これらの構築に対してはオーガレックに加え、クロバットとドリュウズで対応します。基本的にクロバレックの追い風展開と削りからカイオーガドリュウズの並びで一蹴するのを目標とします。相手にトリックルームは許さないよう心掛けましょう。
レックウザの地震や画竜点睛とクロバットの怒りの前歯は毎ターンのダメージレースで確実に優位に立つことが出来ると思います。流星群はボーマンダを一撃で倒し、グラードンには半分以上削ることができます。黒い霧なども駆使しつつ相手の積み、味方の能力ダウンを打ち消していきましょう。
そして追い風下でドリュウズ、カイオーガの対面をつくりドリュウズの身代わりを置くことが出来たら非常に大きなアドバンテージを取ることが出来ます。
・カイオーガについて
今ルールでは最も火力の高い全体技を放つことが出来、素早さ操作を施したあとの制圧力はすさまじいものであると考えます。
私はHBで調整しHに振り切ることでゼルネアスのジオコントロール後のムーンフォースを確定で耐えることが出来、陽気鉢巻レックウザの画竜点睛も耐えれるようになっています。Sラインについては追い風下で最速スカーフテテフを抜けるように調整、123にしても良いが、パーティー内に凍える風やエレキネットを持ったポケモンを採用していないため、あまりの8はCとDに振り分けた。
・レックウザについて
チョッキレックウザを検討し始めたのは昨年の9月頃、JCS前に今大会2連覇のカ・エールさんとフレ戦した際、彼もチョッキレックウザを使っていたため、使用することを決意。メガ進化に加え持ち物を所有できる破格の性能に加え、チョッキを持たせたレックウザはもはや数値の暴力と言っても良いであろう。
この技構成にした理由についてだが、レックウザの攻撃力を最大限に利用するためである。特に地震については突撃チョッキを持った地面弱点のポケモンにダメージが期待できる点、全体攻撃であるため相手の場に圧力を掛けやすい点、この指とまれを無視できる点、鉢巻を匂わせることによりレックウザやボーマンダで受けに来たポケモンに流星群を通すためなど上げればきりがない。
陽気であっても特攻の実数値は180であるため想像以上の火力に期待できる。今大会では対ドラゴンで打つだけでなくガルーラやルナアーラのファントムガードに対して、耐久を削りたくない場面でも重宝した。
・ガオガエンについて
このルールで私が最も信頼しているポケモンであり、ダブル界で知らない人はいないであろう使用率を誇っている。
今回私が採用するにあたって、横取りを枠は最初は吠えるやとんぼ返り、守るを採用していた。だがクロバミラーやルナゼルネに対して横取りが非常に刺さるという発見をきっかけに本格的な採用に踏み入った。これが正解で数々の場面で相手の追い風や身代わり、ワイドガードを奪い盤面を有利にすることが出来た。
z技を持たせることで火力不足は解消しルナアーラやレックウザ、カイオーガに対しての性能も非常に上がった。フレアドライブの火力も信用できるほどゼルネアスにもよく打った。威嚇、猫するだけでも十分強いのに、横取りで相手にさらに妨害出来るポケモンが増えたこともあり、新たな可能性を感じた。
・クロバットについて
オーガレックに採用されるサポートポケモンとして名が高いのはクロバットであると考える。今大会でも使用者は多くミラーマッチも多々あり同速勝負などに悩まされた人もいるであろう。
素早さ種族値130族という縛られにくいという安定感は襷をもってしてさらに高まるのはご存じの通り、無差別に相手のHPを半分削ることの出来る怒りの前歯はダメージレースに勝つ上で非常に役に立った。
追い風下ではジオコントロールを積んだゼルネアスより上から黒い霧を打つことが出来るのも優秀な点である。この構築ではレックウザやドリュウズが威嚇を受けて攻撃が下がった場合や画竜点睛後の耐久ダウンにも黒い霧は役に立った。何と言っても流星群を連続で打てる安定感も生まれクロバットが腐ることはほとんどなかったと思われる。
吹き飛ばしの枠だが挑発でも良いとは思っているが、z(メンハ)トリックルームや身代わりからの守るには非常に刺さったため案外大丈夫だとは思っている。
・ドリュウズについて
この構築で一際目立つのがこのドリュウズであろう。地面、鋼タイプということで対グラゼルネやグラネクロ、フェアリータイプ、電気タイプ諸々数々の相手に有利を取ることが出来た。
まずは調整についてdに少し振りゼルネアスのムーンフォースを2回耐えるようにしジオコン後の行動保障をつくった。準速に設定することで最速ドーブルより1速く上から身代わりを貼りキノコの胞子を透かすことが可能。あまりはAに回し、基本的に後発で出すためレックウザやクロバットで相手は消耗しているため上からの地面zは受からないことがほとんどであった。
地震を媒介とした地面zとすることでSに渋ったグラードンは倒すことが出来る。また特性型破りは非常に強く、特性浮遊のポケモンであるドータクンは地面zで一撃で倒すことが出来る。ヌケニン及び水浸しに対しても地震を打っているだけで相手は崩壊する。ヌケニンに対しては特に殺意高めにレック、ガエン、ドリュウズで見れるようにした。
同じ立場のポケモンとしてランドロスがいるが、ランドロスの身代わりではカプレヒレの凍える風、カプやゼルネのマジカルシャインで割れてしまうがドリュウズにはその心配がない。強いていえばグラカイとの素早さ関係に気を遣わなければいけないところか。独特のタイプや特性で大会中何度も救われた。
・カプコケコについて
この枠は最後までカプレヒレにするか悩んだ枠である。結果的にカプコケコになったが終盤にスイーパーとして降臨したときの頼もしさは何者にも代えられない。
イベルオーガやオーガレックに対して取り入れたが予定通りの活躍をしてくれた。ルナオーガにもある程度活躍してくれて、挑発もゼルネレックに出すときは相手の積みやサポートを妨害するのに役立った。
電気zで採用したことによりカイオーガ性能が格段にアップ、カプレヒレに対してさらに厚くなったのは非常にありがたいことであった。マジカルシャインでレックウザにも十分なダメージを期待でき、カプレヒレのように上から殴られるようなことも無く使いやすかった。
必要最低限の耐久最低ラインのみ掲載
ポケットファンクション様の使用上「メガレックウザ」の表記が「ゲンシレックウザ」となってしまいます。あらかじめご了承下さい。
- ゼルネアス特化ムーンフォース75%耐え
- 特化ゲンシカイオーガwダメージ潮吹き天候雨 37%~43%
- 特化ゲンシカイオーガ冷凍ビームデルタストリーム状態 53%~63%
- A-2wダメージ地震でトゲデマルを確定一発
- 流星群でボーマンダやレックウザは確定一発
・オーガレックvsグラゼルネは2016年と同様にオーガレックが非常に有利です。ですが最近ではレヒレガエンという非常に守りに徹した並びに加えボーマンダを採用されることでプレイミスをするとかなり不利になってしまうことも多くなりました。
半年前からこのルールに取り組み始め、受験期を乗り越えこの結果を手にすることが出来本当にうれしいです。特にTwitterを始めたことが功を奏し数々の方に支えられ、この構築を完成させることが出来ました。一年間ずっと協力してくれた「はるまき君」には感謝しています。ドリュウズの調整も考えてくださった「醤油さん」もありがとうございました。まだまだ言いたいことはたくさんあるのですが、続きはJCS2019レポートの方に書き綴りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
大会でお会いされた方を始め、全ての皆様に感謝しています。世界大会でも頑張りますので、どうぞ応援の方よろしくお願いいたします!!
vgc2018やり納め日記
[VGC2018やり納め構築] リザxコントロール
USUM wcsルール 構築紹介 2018-9月
挨拶: お久しぶりです、しばろうです。2回目の構築記事となります。前回より出来
の良いものを書ければいいなと思います。今回は世界大会に出ることが出来た
ら使用する予定だった構築を紹介させていただきます。
最後までお付き合いよろしくお願いします。
構築内容: 世界大会では、メガリザードンY やメガメタグロス などを中心
としたパーティーが多くなるのではないかと予想しました。取り巻きには、
サンダー+ランドロス、+の並びやカプ、、、を取り
入れた構築が特に増えると予想しました。それらの構築に対し奇襲性、
BO3ならではの情報戦に勝ち抜ける構築を練りました。
メガメタグロスの場合、カプ三種、、を一匹組み込み、
ポケモンが集まった構築が一般的です。
上記の構築に対して、相手の晴れを利用したり、メガメタグロスに対して
有利になりやすいメガリザードンx が強いのではないかと思いました。
メガリザードンx使いで有名なのはWolfe選手です。実際、過去の大会でも
使っていたので、そこから自分なりに改良していきました。
メガリザードンxの場合メガ進化した時に耐久が上昇し、耐性も増えるため
かなり扱いやすいと思いました。取り巻きには、よくミロカロスや
カプ・ブルルが使用されています。ですが、それでは相手に構築を見
せた時に構築がバレてしまうのではないかと危惧したため、いかにメガリ
ザードンyに見せるか考えました。
またガオガエンの登場により特性、勝気や負けん気、、あま
のじゃくを持つポケモンの需要が高まりました。
追記…勝気ゴチルゼル、負けん気オコリザル、あまのじゃくカラマネロ etc
なので、素早さ操作を含め耐久もそこそこあり詰めのポケモンとしても
有力、ガオガエンに対して圧力をかけることができるミロカロスを採
用しました。
次にカプ系の採用に至りました。リザードンx の構築を組む時は毎回、相手
のジャラランガを意識します。カプレヒレの場合ミロカロスとタイプが被
り、ブルルは上記を理由に無し、テテフ+リザ、+もしくはコケコ
+リザ 、+から選ぶことにします。この2匹ならリザy構築を意識
させることが充分に可能です。今回は高速高火力アタッカーとしてカプレ
ヒレなど リザx、ミロカロスで対処がしづらい水タイプに圧力をかけること
ができる こだわりメガネコケコを採用しました。
パーティー全体に地面の一貫あるため、パーティーの物理耐久底上げも
このような構築ではスカーフ特殊型が一般的です。
ですがz枠がまだ決まってないため、守ることが出来て高火力タイプ一致の
z技を打てる地面z型のランドロスにしました。威嚇が入っていてもガオガ
エンを突破できる点、A -1でもメガサーナイト倒すことができることに魅
力を感じたため決定に至りました。
そして相手のリザードンy構築にさらに厚くするためにバンギラス
を検討しました。相手のクレセリア、リザードンy、サンダーなど
に対して強く出れるポケモンです。弱点が多いので生半可な技を撃ってく
る相手を分からせるための弱点保険、龍舞型での採用です。
最後の一匹となりましたが、浮いてる枠がもう少し欲しいためカミツルギに
強く、砂パなど詰め性能のあるテッカグヤを使っていましたが、トリッ
クルーム返し、氷技が打てて、手助け、サイドチェンジによる攪乱ができ
る、クレセリアを採用しました。そして、ようやく6匹が決まりました
[個別解説]
A: 「フレアドライブ」
耐久無振りカプコケコ乱数81.3%
HBメガリザードンy 晴下で確定2発
耐久無振りメガメタグロス 確定1発
S:最速カプ・テテフ抜き
余りHPかつ偶数になるように調整
このパーティーの核を担うポケモンです。相手のランドロスと対峙した場合、
岩雪崩を打たれる可能性が非常に高いです。ですが、上から打たれるのはスカー
フの場合なので鬼火か追い風から入るのが無難です。フレアドライブはカプレヒ
レ以外カプに対して大ダメージを与えることが出来ます。
フレアドライブ:最高火力かつ、堅い爪補正で高い威力を出せる。
追い風:龍舞との選択ですが、パーティー全体に影響するこちらの方が扱いやすい。
鬼火:物理ポケモンに対して非常に有効、命中難ですが、BO3なら隠しつつ使える
羽休め:ターン稼ぎや早死を防ぎ、詰めにも重要となるため採用
・カプ・コケコ
CS:252振り切り HP:余り
火力を重視したカプ・コケコです。EF下の10万ボルトは、耐久無振りのメガ
メタグロスを乱数50%で倒せます。チョッキを持たないガオガエンは、
手助け込みで確定一発をとることができます。
10万ボルト:主力となる技、相手にかなりの負荷をかけることができる
エレキネット:第二の素早さ操作、避雷針対策にもなる、威力も想像以上
ボルトチェンジ:サイクルを回すために非常に有効、慎重に扱いたい
A: 「地面z」
-2の状態でH202、B110ガオガエンを乱数75%
CSカプレヒレは確定一発、H252は乱数43%
Hサーナイト威嚇込みで乱数75%
S:準速ジャラランガ抜き
守れるランドロスは強いなと思いました。zをもたせる以上、上から
打ち込めるよう、素早さ操作が出来るポケモンを多くしています。
火力はあまり甘えず多く割きました。まもるはzを打った後には
非常にバレやすいと思います。
地震:タイプ一致、z技のもとになるため最重要。打つ機会をよく確かめること
岩雪崩:思考停止したら打てる技、3割で相手をひるませる効果は強い
サンダーやリザードンに刺さる
とんぼ返り:サイクルに有効、威嚇の出し直し、クレセリアに抜群
守る:重要な場面で活きることが多かった。世界大会でも多くみられた。
「訂正」 ふしぎなうろこ⇒かちき とくこう132⇨とくこう120
HBに振り切り S追い風中130族+4
ひかえめだがCに振らず最低限の火力を得たところでHBに振り切った。
ウイのみとじこさいせいを合わせて詰め性能も高めることができる。
毒毒もありかと思ったが、やけどを狙いに行きたかったので不採用。
ソクノの実も使って見たいと思った。コケコツルギが天敵
ねっとう:勝気が発動すれば三割火傷の強技、ガオガエンに効くとこが良い
凍える風:ランドロスに対する威圧がすごい、有効な第三の素早さ操作
自己再生:ターン稼ぎ、詰め性能UP、読み切ったときにおいしい
まもる:電気技、草技の鴨にならないように、縛り解除
HSに振り切り 余りはBかA
砂嵐により自然と耐久が上昇するため、威嚇と兼ね合わせることで
龍の舞を積む機会が増え、弱点保険の発動機会も多くなる。
攻撃には振らず状況に合わせた動きをとるようにしていた。
岩雪崩:タイプ一致で全体攻撃のわりにごりごり削れる点が強い
噛み砕く:相手のゴースト、エスパータイプに刺さる、一貫しやすい
龍の舞:積む機会は多く相手の上をとり高火力で押し切ることができる
まもる:集中されることも多い、4倍弱点を防ぐため縛りの解除は必須
HB:補正ありメガバンギラスA-1噛み砕く砂ダメ込み2耐え
HD:EF下 C161コケコ手助け電気z 乱数12.3%
この枠は難しいです。候補になるポケモンは他にいると思います。
火力が皆無なのでサイドチェンジを入れてごまかしてます。
二つの素早さを有しているためサポートとして十分です。
こごえるかぜ:第四の素早さ操作、味方のサポートを優先
手助け:味方の火力をあげることができるので相手の計算を崩すことが可能
サイドチェンジ:BO3では択を増やせる味方の行動保障にも役立つ
トリックルーム:積極的には打たないが対雨やトリルに役立つ
・クレセリアの枠 ・カプ・コケコの枠 他ラティアスなども検討
・テッカグヤはタイプ耐性が充分であり宿り木の種による詰め性能が非常に
高いです。障害となるポケモンを排除すれば要塞化することも可能です。
ワイドガードなどの優秀な技も覚えます。火炎放射でカミツルギ、
ナットレイに強いことも評価点です。
・ボルトロスは対カプコケコやブルルなどに強く出れるよう採用してました。
ヘドロ爆弾やめざめるパワー氷、草結びなど手が届きにくいところにも
しっかり対応できます。+の並びも作ることが出来ます。
・使ったことはありませんが、ラティアスを入れてみたい気もします。
・対処に困るポケモン
等倍以上の技でごり押す感じで処理します。ダメージを蓄積させてから
高火力で〆ることも多くありました。これらを倒すために、どのポケモン
をどう温存するかも重要となってきます。
[基本選出] 先発 リザードン+ミロカロスorカプコケコ+or
後発 ランドロス+カプコケコorその他、orその他
対メガメタグロス 、、、、、、
先発 リザードン+コケコ +
後発 ランドロス+@1 +@
・リザードンを温存しながら素早さ操作をしつつ削りを入れ各ポケモンの
圏内に入れて〆る形を取ります。テテフの場合クレセリアで場を整えます。
コケコの技で相手の負荷をかけていけば制圧力が一気に高まります。
Bo3なら一戦目に鬼火を隠すムーブで立ち回ればパーティー全体のプレイング
を増やすことにもつながります。素早さ操作と高火力、守るを有効的に
使いましょう。
対リザYスタン
先発 カプコケコ+@ +@
後発 ランドロス+@ +@
・リザードンミラーということではありますが、上手く立ち回れば非常に対処し
やすいです。サイクルを回しつつ一気にに崩すというプランを取れれば勝てます。
どう対処するかを考えてプレイすることが大事です。素早さ操作が効きます。
対雨パ 一戦目 先発 クレセバンギ +
後発 コケコ+ランド、ミロカロス +、
二戦目 先発 リザコケコ +
後発 バンギ+@ +@
・雨と戦うとき一戦目はリザードンを出さずバンギラスで立ち回ります。
弱点保険を発動させ、トリル展開に持ち込んだり、相手の素早さを抜ける
ようにして後続及び、序盤から仕掛けていきます。
・二試合目は初手リザコケコにすることで晴れ展開を警戒させることができます。
ラグラージに全滅されないように注意してください。ナットレイの対処は
タイミングを見極めることがポイントです。
その他構築:基本選出をいじりながら見つけていきます。「メレラキを除く」
[感想]
いかがだったでしょうか?メガリザードンXの構築もなかなか刺さる相手には
刺さるんだなと思いました。世界大会に出ることはありませんでしたが、
このポケモン達と一緒に出たかったなという思いが強いです。
今回はどれだけ偽装ができるかが目標だったので面白い構築になった
のかなと思います。WCS2018が終わり、
今はもうGSの時期に入っていますがやり納めとしてこの記事を書かせて
いただきました。このルールにはとても思い入れがあります。
これを機にまた少しポケモンを離れるので浮上率は下がりますが、
受験が終わり次第すぐ戻ってきます!構築自体もまだまだではありますが、
これからもいろんなポケモンの魅了について考えていきたいと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!!!!
ポケモンJCS2018 シニアtop8 構築+幕張で過ごした一日
ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018 top8構築
[しばろう式]アローラスタン
皆さまはじめましてこの度PJCS2018シニア部門にて、[予選]スイスドロー7戦中4勝/3敗 30位通過 [本戦]top32 2-0・top16 2-0・ top8 0-2の戦績を残し見事上位8名の中に入り世界大会day2の権利を手に入れることが出来ました。初めての全国大会にてこのような実績を残せたことについて非常に嬉しく思います。
前文が長くなりましたが、今回は使用した構築についてのブログを書かせて頂きます。どうぞ最後までよろしくお願い致します🙇♂️
[目次]
・ご挨拶(上記の物)
・構築の経緯について(自分の諸事情を長々と語っている。)
・使用別個体紹介
・フワライド
・カプコケコ
・カプレヒレ
・選出、立ち回りなど
・JCS当日について…対戦の振り返り
・感想
注)非常に見にくいと思います。読者の方の見たい部分のみでも全然構いません。
初めてのブログですが、最後まで読んで頂けると幸いです。
[この構築に至るまでの経緯]
1月のINCにて全国大会の権利を獲得した私は、本大会に向けての5カ月間をポケモンに命をかけるつもりでいました……ですが、学校の休み時間や放課後に大会用の構築を練るために最善を尽くしましたがピタリとハマるものも無く、学生の身分として受験との戦いもあるので正直ポケモンをしてる暇はありませんでした。
気付けば5カ月あった余裕も残り2週間。。。構築も決まっていない状態で構築サイトを眺めているとメガバンギラスを軸に素早さ操作と全体技を組み合わせたダメ押しコンボを決める構築が目にとまりました。ですが、その構築には自分がかつて上手く扱ってあげられなかったポケモンが多く諦めようとしましたが、これしかないと心に決めました。型バレを防ぐためレート対戦は一度もしませんでした。⬅︎(大会舐めてる)
大会一週間前に構築を完成させひたすらSDに潜っていました。SDでレート1700まで到達することができ、再戦時にも比較的勝率が良かったので使いやすいと思いました。本戦ではメタグロスが戦犯でしたが9割見せポケでコケコグロスやレヒレグロスの並びを警戒されやすく選出誘導が決まった試合もありました。でも、一番レヒレライドの並びを意識した先発の方が多かったです。(相手…コケコライド!?
[使用ポケモン個別紹介]
[フワライド]
育成:AS極振り
性格:意地っ張り
持ち物:[エレキシード]
ある記事を基に技、性格を若干変更しました。
この構築唯一の素早さ操作を持つポケモンで、このポケモンをいかに雑に丁寧に臨機応変に活躍させて上げられるかが重要となってきます。
性格が意地なのは陽気にするのが面倒だったからです。コケコと並べてフィールドによりエレキシードが発動して素早さ実数値が264まで上がります。防御も上がるので、ランドロスの威嚇と組み合わせサイドチェンジで物理はいろいろ受けられます。
持ち物を消費することで威力が倍になりタイプ一致で打てるアクロバットは削りと、後続のポケモンの攻撃圏内に入れ、草、格闘に対して強い打点を持てることから即採用。ブルル、バレルに刺さり、チョッキランドロスをコケコのめざ氷圏内にガオガエン等を電気z圏内に入れることができ非常に強かったです。
またゴーストダイブは、相手のz技透かしや守る貫通破壊の役割を持ちバンギラスのダメ押しとも相性が良いと感じました。カプテテフ等にも刺さり少しくらいの耐久なら確1で沈めることもできます。陽気だと乱数になるのでバンギの砂のスリップダメージも計算しつつ行動してました。
追い風を使用することでコケコバンギ、ランドバンギ、レヒレバンギの並びで制圧出来ればeasy winすることも可能です。守られそうな場合は全体攻撃、守れない相手に攻撃+ダメ押しが出来ると強力です。なので、パーティ全体の素早さをバンギラスより速くしています。
最後の枠は日本晴れ、道連れ、鬼火などがありますが、BO1向けの構築を意識し、サイドチェンジを採用しました。この技は大正解で特殊スカーフランドの大地、けたぐり等パーティの弱点をカバーすることが出来ました。BO3でも最後まで勝ち筋を残したり、相手に無駄な考えをさせることも出来やはり反復横跳びは強かったです。
[カプ・コケコ]
育成:H147 CS
性格:控えめ
持ち物:[デンキz]
技) 10万ボルト:マジカルシャイン:めざめるパワー氷:守る
火力重視の控えめカプコケコです。相手のポケモンにミリ耐えされるのが嫌で、火力高い方が自分の自尊心が許すので控えめにしましたが、そのせいでtop8でマニューラに抜かれてしまい上から王者の印を投げつけられボコボコにされました。一長一短。
10万ボルトはメインウェポンで打ってるだけで相手に負担がかかります。z技にすることで莫大な瞬発火力が出るのでこのポケモンにはもってこいです。
マジカルシャイン、全体技の削りとバンギラスのダメ押しコンボを成功しやすくするため採用。ジャラランガを意識しましたが予選、本戦と一度も当たりませんでした。
めざめるパワー氷、サイトではエレキネットを使用していましたがランドロスに強く出たいために採用。チョッキに対してもアクロバット+めざパでほぼ落ちます。 スカーフには追い風展開後レヒレ、ランドロスと強めの駒がいるのでランドロスには一回も負けませんでした。(取り巻き次第)
守る、これが無いと負けます。(大げさ)
[メガバンギラス]
育成:AS極振り
性格:意地っ張り
持ち物:対応メガストーン
技) 岩雪崩:ダメ押し:炎のパンチ:守る
この構築のエースを担っています。取り巻きのポケモンの全体攻撃+ダメ押しを決めることができれば相手の受けに来たトリトドンやサンダーなどを一撃で葬り去ることができます。追い風中に岩雪崩を打つことでき、高火力+怯み効果も狙えて扱いやすかったです。ですが、3月に現れた威嚇ガオガエンのせいでコンボなどが止められたりパーティーの物理攻撃を下げられるのが本当に辛かったです。最後の攻撃技に2色パンチの採用を検討し炎のパンチを採用しました。カミツルギやナットなどに対しての高打点がこの技しかないため慎重にかつ上から殴れる場面になるように意識して動かします。
いろいろな構築記事に炎のパンチの採用率が増えてきていると感じたので読まれるかなと思いましたが全て通ったためよかったです。最後のタイマン勝負でメガクチートやモロバレルに打ち勝つことができたので本当に感謝しています。
耐久には振りませんでしたが砂補正の特防up、威嚇によって物理耐久も上げることができ、弱点は多いですがとんでもない化け物でした。
[ランドロス]
育成:H175・D4・S138・A余り
性格:意地っ張り
持ち物:こだわりスカーフ
技)地震:岩雪崩:とんぼ返り:馬鹿力
一番好きなポケモンで最強なので採用しました←語彙力。 サイトではワルビアルが採用されていますが自分のランドロスは色違いでのかなり使い慣れていたのでこっちにしました。威嚇を撒けてタイプ一致の地震を撃ててとんぼ返りで威嚇を何度も撒き散らして馬鹿力でバンギラスやナットレイに打点を持てて採用するだけで十分な仕事ができるおっさんでした。ですが、本選で岩雪崩4回打って一度もひるませられませんでした。もう少し自分の運に頼らず、プレイングでどうにかできるようになりたい思います。
基本後発に置くのでスカーフバレはあまりせず上から岩雪崩が打てるので強いです。
[カプ・レヒレ]
育成:C全振り S準速バンギラス+1 余りH
性格:控えめ
持ち物:こだわり眼鏡
耐久を削り火力を重視しました。第二のフィールド要因としての採用で水タイプのポケモンがミロカロスの代わりに欲しかったので、タイプ一致の全体技を2つも有しているのが非常に強いと思いました。こだわり眼鏡を持たせることで追い風下で高火力を連発でき耐性もあるので使ってて気持ち良かったです。濁流は1回しか打ちませんでしたが外さずそのまま試合を持ってって良かったです。ムーンフォースはいい火力でコケコをワンパンしてくれました。マジカルシャインは全体を削りながら後続の範囲内に入れたりバンギラスと合わせて攻撃するなど普通に強いです。冷凍ビームはモロバレルやカプブルルに刺さります。基本後発に置きます。
[メガメタグロス]
育成:耐久振りH175 S最速ランドロス抜き BDを必要分確保 余りA
性格:意地っ張り
持ち物:対応メガストーン
最後の枠をクレセリアなどと悩み続けこのポケモンにしました。努力値配分はエモルガムさんの調整をパクりました。予選で二回使用しましたが、一度も活躍させてあげられず出した試合は負けました。アインアインヘッドはメイン、冷凍パンチはランド、マンダ、サンダーに対する打点。地団駄はガエン、ガルド意識、先制技のバレットパンチです。地団駄の枠を雷パンチにしてもいいと思います。この枠を今はクレセリアで回しています。自分で使いこなすのには無理がありましたが見せポケとして活躍してくれたかなとも思います。
[選出・立ち回りについて]
基本選出 ①先発 カプコケコ+フワライド
解説
フワライドをどう動かすかでかなり変わります追い風打てる時は絶対うちましょう。アクロバットで削りを入れたり電気zなどをうまく使い相手に負担をかけます。
上手くバンギコケコ・ランドバンギ・レヒレバンギの並びを追い風中に再現できれば非常にパワーが強く制圧力が一気に高まります。威嚇、猫騙し、S操作が厳しいですが、かなりごり押しが効きました。フワライドの火力が意外にあるので威嚇を入れられてもある程度動けますし、サイドチェンジで相手を攪乱しながら勝ち筋を見つけることもできます。JCSでは緊張でこの先発を出来ないときは負けました。コケコライドで並べた試合は勝率が格段に上がりました。トリルを使われるのが本当に辛いです。
対トリル ②先発 カプコケコ+バンギラス
後発 その場面に応じたポケモン
解説
追い風をしようする中でトリックルームはかなりきついです。トリックルームの対策は絶対切ってはいけませんがこの構築はトリルパをかなり舐めています。コケコバンギでトリル要因をつぶします。猫騙し要因が相手にいると思考停止してました。上手くトリルターンを消費するかバンギやレヒレでごり押します。クレセリアがいれば一応戦いの形はつくることができます。スイッチトリルに対してこの出し方をしたとき、上から制圧されたので選出をうまくしないと苦しいです。
[JCS当日・対戦の振り返り]
JCS当日は電車で幕張メッセまで向かいました。余裕を持って会場入りをすることができ、シニア5番目くらいに来ることが出きました。ジュニアの列には一人もおらず、マスターの方も2、3人くらいしかいなかったので少し驚きました。列に入るとき名前とTNを確認されました。スタッフの方が持つ名簿の中にTwitterでよく見るプレイヤーの名前がいっぱいあり、わくわくしました。モンスターエナジーを飲み干して気合いを入れつつ定刻通りに会場内に案内されました。受付時にカメラでQRコードを読み取るのですが、前日にどうぶつの森の3dsカバーでいくのが恥ずかしかったため自分でポケモン用のカバーを制作し両面テープで張り付けてしまったせいでカメラが使えず赤外線でやることになりましたがスタッフの方たちが結構集まってしまったため迷惑をかけてしまいました。対戦卓に座って開会式まで待ちます。最初は人数が少なくてラッキーと思っていましたが、最終受付のころには90人の人がいてかなり焦りました。
開会式が始まる前まで目前に居た方と話をさしていただきました。その方のお父さんとも喋らしていただき、最終的には一緒にbest16まで勝ち上がることができ、最後にはお互いを讃える握手をして別れました。初めてポケモンを通じてこのような機会をつくることができ本当にうれしかったです。
開会式が終わって対戦表が張り出されました。自分の席を確認してそこに向かいます。お互いが揃ったら自己紹介、握手をして対戦までの時間を過ごします。隣にWCS 2015のジュニアチャンピオンがいてびっくりしました。スイスドロー開始(7試合)
1戦目)(自分) コケコライドバンギ (相手)リザテテフ
内容:相手はリザードン構築テテフ、カミツルギなどがいます。カミツルギに注意しようと思ったら出てきませんでした。ライドで追い風を展開しながら後出しバンギをしますがリザードンの熱風で焼けます。ですが追い風を利用し、後続のポケモンで押し切ることに成功、ランドロスが2連急所をしてくれました。 勝ち
二戦目)(自分) コケコライドバンギランド (相手)サナレヒレバレルサンダー
内容:相手はサナガエンでした。相手の素早さ操作に気をつけ、レヒレの濁流をバンギラスが避けてくれました。コケコの電気zをレヒレに守られ半分回復木の実が発動したときにはヤバイと思いました。ですが、HPギリギリのバンギラス対モロバレルとのタイマン勝負になり炎のパンチで倒しました。 運勝ち
三戦目)(自分) コケコライドバンギグロス (相手)ブルルガエンポリ2
内容:対戦卓の一番勝率のいい席に座れました。お相手はWCS2016ジュニア2位の強者の方でした。パーティ―相性も不利だったので頭真っ白。いろいろ話をさせていただき気分を誤魔化しつつも対戦に挑みました。結果としては相手にトリルを許し威嚇、猫騙しで常に有利を取られポリ2のCも上昇してたため嬲り殺しにされました。 萎え負け
四戦目)(自分) コケコライドバンギグロス (相手)サンダーブルルガエン
内容:コケコの電気zでサンダーを落としにかかりますが性格が穏やかだったらしく耐えられてしまいます。追い風を展開されサンダーは羽休めを使い体力を回復されバンギとグロスはガエン一匹に倒されてしまいました。サンダーが想像以上に硬く赤ゲージからバレットパンチを耐えられ回復され隣のポケモンに殴られ続け負けました。 負け
最初の二戦は良かったのですが二連敗して相当萎えています。
五戦目)(自分)コケコライドバンギレヒレ (相手)ニョロルンパブルルクチート
内容:上位の椅子から数えて自分は50番目やばいです。相手の初手はブルルルンパ。猫騙しはライドに効かないので。集中されると判断しコケコは守ります。予想通りに猫騙しとウッドハンマーを防ぎ、アクロバットでルンパッパを落とします。次にクチートが出てきました。アクロバット+電気zでブルルを倒そうか、クチートに電気zを撃つかで迷います。結果的にクチートに電気zを守られてしまい、返しのウッドハンマーでコケコがダウン。アクロバットでブルルを6割削ります。
その後レヒレが倒されニョロトノが出てきます。回復順でスカーフを判断しクチートにバンギラスの炎のパンチを見せます。(4割)バンギラスのメガシンカを温存し、ブルルを処理しサイチェン守るで不意打ちを回避、砂ダメあと一回でニョロトノが落ちるとき雨ごいで炎のパンチの威力を半減されニョロトノも倒せず負けだと思いました。ですが、熱湯+アイアンヘッドでを守り砂ダメでニョロトノが落ちます。炎のパンチをクチートに通して勝ち。相手のプレミが無かったら負けでした。 3勝2敗
六戦目)(自分)コケコバンギランドレヒレ (相手)コケコマンダポリ2ツンデ
内容:先発ポリ2を読みますが相手はコケコマンダ、コケコの素早さが負けていることをしられてしまいます。ですが、必死の抵抗でメモが相手に見えるようにコケコ同速!と書きましたが両守るから入られ砂ダメ順でバレました(笑)カプzハイパーボイスをバンギが耐えますが雪崩をコケコに外し負けを確信。冷や汗どっぷりのままツンデツンデに地震とジャイロボールを通され続け負け。 予選抜けを諦め崩れ落ちている。
最終戦)(自分)コケコライドバンギレヒレ (相手)ヤドランキザンガラテテフ
内容:お相手はヤドラン使いで有名なゆずさんでした。対戦表を見たとき一発で気づきました。INCで戦ったこともあります。実はヤドランの構築にメタを張るためにフワライドを入れたと言っても過言ではありません。
コケコライドから入ります。相手はヤドランキザン。初手ガラガラが控えているのはわかっているのでキザンに対してのダメージを優先しマジカルシャイン。キザン方向からのガラガラ読みとキザンのじごくづき、ストーンエッジ読みのゴーストダイブ。相手のキザンはライドにじごくづき、避けます。ヤドランは守る。マジカルシャインでキザンに6割のダメージ。
次のターンヤドランに電気zを選択。キザンがガラガラになり「ああぁ」となります。コケコの電気zは吸われるもののゴーストダイブでガラガラに6割、トリルをされます
コケコをレヒレにバックしアクロバットをヤドラン。ヤドランは守り、フレドラをレヒレが受けます。次のターンガラガラがキザンに引きます。マジカルシャインでキザンを突破レヒレはサイコショックを被弾しキザン方向にゴーストダイブ。
キザン方向にテテフが出てきます。ショック読みバンギ交代で受けます。テテフのサイキネはライドに当たらず、テテフにゴーストダイブが直撃、耐久振りと知ってたので砂ダメと合わせて落とす計算をしてテテフを処理。トリルラストターン、ここで秘策を見せます。バンギけたぐり読みライドショック読みサイチェン。絶対読まれないと思いました。バンギの雪崩が外れるのが嫌なのでダメ押しをガラガラ方向。
サイチェンが決まった瞬間相手側が握手をしてくれました。お互い3勝3敗だったのですこし申し訳ない気持ちでしたが、4勝3敗になりました。
[スイスドロー予選の結果]
スイスドローの結果が張り出せれました。緊張しながら見に行くと40番周辺に自分の番号が無く30番を見て見るとそこには自分の名前がありました。本当にうれしかったです。4勝3敗の人は多くいてその中で最後の試合の4-0や序盤上位の方にいれたことでオポが高く予選を抜けることが出来ました。
[本選]
結果が発表された後、上位50名は対戦卓で世界大会の書類をもらいました。その後、本選に残った32名は司会者から次の集合時間などを知らされます。午後の部はなんと15分後でお昼を食べようとしていたためいっきに予定が崩れました。
観客席に戻ると一番最初に開会式まで一緒にいた方のお父さんからじゃがりこをもらいました。おいしかったです。時間になると対戦卓に自分の番号が置いてありました。そこが、次の対戦場所です。対戦相手の方はすごいクールな方で威圧感に圧倒されました。そして対戦が始まります、、お相手のTNは「shark」さん見覚えのある名前でしたが、どこで見たかは覚えていませんでした。BO3はやったことが無いので不安です。
本選第一回戦) コケコライドバンギランドVSガルーラサンダーギルガルドランド
内容:一戦目・コケコライドから入ります。相手はガルサン、猫をどちらに打たれてもいいように追い風+ガルーラ電気z サンダーはバンギランドで落とすつもりでしたが相手のサンダーは守って、ガルーラは猫騙しを撃っていません。控えめ電気zで落ちるかなと思いましたがHD系のようで赤ゲージ耐え捨て身で1:1交換。ライドは追い風をします。相手の3匹目はガルドで自分はバンギラス.キングシールドとワイドガードを警戒してサンダーにアクロバットダメ押しで集中。サンダーがランドロスに引いてきて威嚇を入れられますが集中で倒すことに成功。ガルドはラスターカノンをバンギ方向で5割弱入りました。その後ゴーストダイブでキングシールドを抑制しながら、バンギの守るでサンダーの電気zを見て、ランドロスとバンギラスで詰めて勝ち。
さっきと同じ選出 (相手)ガルドがレヒレに変化
二戦目・相手はサンダーランドで追い風中サンダーの方がライドより遅く132以下と判断、それよりランドロスが遅かったのでがっつり耐久チョッキと判断。アクロバットを2回入れめざ氷で倒すプランを立てます。ランドがガルーラになりコケコは守ります。お互い追い風を撃ちます。サイチェンを駆使しつつ相手はレヒレを出してきます。コケコがガルーラに倒されピンチ、半分回復木の実も使われ絶体絶命。そこでバンギラスがレヒレに岩雪崩を急所に当てて倒します。(怖くてよろこべませんでした)
電気zをランドロスで受けることができ威嚇を回しながら岩雪崩で倒し切りました。
2-0 勝ちbest16
緊張の第一回戦を突破ここでTシャツと帽子をもらいます。
隣では最初に話した方が僕が予選で負けたwcs2016ジュニア2位の方にストレート勝利していて、お互い駒を進めることができ嬉しかったです。
本選二回戦目) さっきと同じ (相手)ガルーラランドドランクレセ
内容:対戦前にお話しをさせていただき一安心。お相手はまたもやガルーラスタンでした。ガルーラスタンはSDで何回も戦っているので上手くいけば勝ちやすい構築です。
一戦目・ガルーラの猫騙しをしっかり守りつつ電気zはランドに無効化されますが、サイクルをうまくまわしつつコケコランドでめざ氷を通して勝ち。
二戦目・ガルーラの交代を読みアクロバット+めざ氷で落とし一気に優勢に立ちます。瞑想クレセリアを上手く放置してガルーラ、ドランを確実に倒しとんぼ+ダメ押しでクレセリアを処理し勝ち。 2-0 best8
なぜかマッチング運が良くbest8まで残ってしまいました。あと一回でトラベルアワードですが強制参加なのでかなりもやもやしてましたがDay2権利獲得です。
対戦までに自分の構築が公開されてて嬉しかったですが型バレするので内心嫌でした。さらにお相手の構築は目が悪く持ち物も技もなんも見えませんでした。
準々決勝) コケコライドバンギランド (はるまき君)リザマニュ
内容:相手の方とはたくさん話さしていただきました、とても優しい方で早生まれの高校生の方でした。青森県から夜行バスできたとの話を聞きはるまきさんだということが判明。ポケモンについてや受験の話までさせていただきました。
一戦目・かなり気が緩んでいるところにマニュリザ。コケコのSが負けていることが知られてしまいます。なぜかフワライドが追い風ではなくゴーストダイブしてて笑ってしまいました。リザードンに追い風をされてしまいバンギの後出しをけたぐりで綺麗に掃除されサイチェンでつらら落としをランドの代わりにライドで受け岩雪崩を急所で二体持っていきます。コケコランドVSウツロイドコケコの対面岩zでランドがとびそのまま押されて負け。
二戦目・今度は追い風をしっかり決めますが次のターン電気z...マニューラの投げつけるぽかーーん(自分)終わったと笑いながら手をパンパン。一戦目に見れてたらサイチェンしたのになぁと思いながらライドでマニュを削ります。スカーフ雪崩で二体を処理、裏はウツロイドランドロス、バンギが馬鹿力で一発。頭真っ白Bが下がったお陰でランドロスを突破ウツロイドは柔らかく確定3発。ここで祈りポイント怯みを狙いますが動かれて岩zこれたぶん耐えないですみたいな話をしながら14残して耐えここで怯めば勝ちのポイントお互い祈りながら見守ります。ウツロイドのパワージェム!手と顔を天に晒しああぁだめかーwと叫びます(あんま叫んでない)めちゃくちゃ楽しいバトルでした。対戦中ずっと喋っていて相手の迷惑になってしまったかもしれなくて申し訳ないです。腕のリストバンドを切られた瞬間おしまいかーとなりました。
はるまき君と何度も握手をしてスタッフの方にday2の書類をもらいました。他の負けた方たちはみんな悔しそうな顔をしていて変に喜んでいる自分が場違いな気がしましたがどうでもよかったです。戦いを最初にいた方が見守っていてくださいました。あんなに楽しそうにゲームをやっている姿をみるとこっちもうれしくなる!と言っていただきとても嬉しかったですお互いにいい結果で終われたこと喜びながら別れました。
これで僕のJCSは終わりました。本選に入ってからはずっと笑っていた気がします。悔いのない最高のポケモンバトルができたことが本当に良かったです。会場を見て回っていると世界優勝のバルドルさんがいたのでサインを書いていただきました。 wcsの封筒に書いていただいため「その封筒をもっているということは...」「best8になりました!」「おめでとうございます」というやりとりがあり本当に優しくていい方でした。他にもキヌガワさんやビエラさんを拝むことができてよかったです。家に帰ってabemaTVに自分の構築が映っていて興奮しました。
[感想]
初めてのオフライン大会が今年からさらに大規模になっていて行って本当に良かったと思っています。僕は早生まれなのでまたシニアで出場できます。その時は絶対トラベルアワードを獲れるようにします!今年の世界大会はちょっと行けなさそうなので残念です。世界大会に行かれる方を全力で応援します頑張ってください。今回記事を書いた目的としてダブルバトルをやるかたがもっと増えて欲しいと思います。
長い記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございました!